2023年 ブログ投稿再開

ご無沙汰しております。山下です。

久しぶりにブログを投稿します。

投稿した理由ですが、とある方々から「ブログの投稿はまだか？」とか「文章が面白いから引き続き書いて欲しい！」とか「そもそもお前仕事してんのか？」とか、お褒めの言葉と辛辣な言葉を頂きましたので、これを機に執筆を進めて参ります。

昨日は愛媛県の今治市へ訪問しました。今治里山スタジアムのオープニングセレモニーへご招待頂きました。寒さの厳しい中ではありましたが、天候にも恵まれて素晴らしいセレモニーでした。

以下は元日本代表の岡田武史監督が8年前のインタビューですが、その時からスタジアムを建設することを仰っていたのですね。有言実行。恐れ入ります。

祭りっていうのは単なるイベントじゃなくて、１年かけて『よし、来年うちのグループはこういうことやろう』っていう、コミュニティーのつながりなんだよね。世代間がつながる、ものすごい大事なもの。それがサッカーでも祭りだと思ってるんだけど、その場、つまりスタジアムなんだよ。ほんとの市庁舎前広場ができたらそれでもいいと思うんだけど、スタジアムがそういう場になってみんながひとつになっていく。そういう意味で、俺は８年後にスタジアム作るって言ってるんだ。

元日本代表監督 岡田武史 第二回インタビュー

https://www.fcimabari.com/special/t_okada/000002.html

さて、2023年も1月が終わろうとしていますが、それに伴い株式会社オークンも8期目が終わろうとしています。

僕は2022年の5月に新型コロナウイルスに感染したのですが、その時は東京へ出張中だった為、療養用のホテルで10日間の隔離生活を体験しました。

東京都に指定されたビジネスホテルは13平米くらいのとても狭いホテルでしたが、誰とも会わない生活を10日間送っている間に1つ気付いた事がありました。

それは、もし僕がこのまま隔離された状態が続いた場合、会社の経営が続けられるのだろうか？という事です。

株式会社オークンでは、コロナウイルスが流行する前からリモートワークが許可されていましたので、打ち合わせや作業はパソコンさえあれば進める事が出来ます。エンジニアの方々は在宅メインでお仕事をしている方も少なくありません。

一方で、僕自身は人とお会いすることが多かった為、この10日間は慣れずに困惑していました。その中で、僕個人に依存している仕事が大きければ大きいほど、会社全体にリスクを抱えていることに気付いたわけです。

それ以降、僕がメインでやっていた仕事（特に経営部分と営業部分）を他の方々でも出来るような体制作りに取り組んでいます。

その中でも特に大きい影響だったのが元々Googleで人材開発に従事されていたピョートルさんに研修を実施して頂いた事でした。

その研修の中でご指摘いただいた事がありました。

規則があいまいという課題があるということは文化の課題もどこかにある。社員が30名という今の段階で文化づくりをすることはとても大事。

僕たちが課題と感じていた、人材開発、人事評価などの制度設計、経営・営業の見直しは、カルチャーの土台を作る必要があることに気付かされたのです。

僕たちが「どのようなカルチャーを持っていて、どのようなことを大切にしているのか」ということを言語化することで、初めて軸となる基準が決まります。

採用基準、人材開発、人事評価も、会社が大切にしている文化に沿っているかどうか、で全て決まるわけです。逆にそれが明確に言語化されていなければ、採用のミスマッチングや、成長したい方向へのズレ、評価のブレといった事態を生み出しかねません。

それからオークン社では、何度も打ち合わせを重ねてミッション、ビジョンだけでなく、組織風土、行動指針、組織としての在り方、組織としての強みなどを言語化していきました。

具体的に言語化された内容は、2023年2月中にホームページのリニューアルのリリースに併せて掲載予定ですので、また改めて記載させて頂ければと思います。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます！