Salesforceコンサルティングパートナーに認定されました
2024.10.17
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こんにちは、山下です。
しれっと毎日更新を辞めてしまってますが、昨晩の会食で「山下は記事だけ書いてればそれ以外のことは何もしなくて良い」という素晴らしいご意見をいただきましたので、お言葉に甘えて執筆いたします。
今回のタイトルは「一見不確からしいものが、最も確からしい」というものです。
この言葉は以前お会いした経営者の方に教えていただいたもので、そういう事だったんだ!と衝撃が走ったことを覚えています。
世の中には「一見不確からしいもの」が数多くありますよね。理由のない直感とか、根拠のない自信とか、偶然の出会いとか。
ただこの不確からしいものこそが、最も確かであるようです。
自分が体験した感動って、なかなか言葉にするのが難しいですよね。
大自然の中で、綺麗な湖や山の風景、美味しい空気、小鳥のさえずり、とか頑張って表現できますが、所詮限界があります。
人間がよく使う言葉にした瞬間、どうしても純度が下がってしまうわけです。
受け取ったものを言葉で表すには限界があって、一見不確かな、言葉で表せない状態こそが、真実であり、最も確かだと感じるわけです。
そもそもですが、人間には見えない世界の方が多いですし、聞こえない世界の方が多いです。
人間が見ることの出来る光は、波長が380nmから700nmの範囲だけです。
本来であれば、電磁波は数千キロの電波から、百憶万分の一ミリ以下のγ線まで存在しているのですが、私たちが認知できるのは、ほんの僅かです。
人間が見える波長は全体の僅か
人間が聞こえる可聴域も一緒で、20Hz〜20kHzまでの範囲だけです。0Hzに近い静止状態の音や、宇宙背景放射のように160GHzを超えるような高い周波数は、全く認知することができません。
つまり、目には見えないし、耳にも聞こえないものがそこら中にいっぱいあるわけです。
それを前提として世界を見つめ直した時に、そもそも自分が認識出来ている世界って、全く違う可能性があるんじゃないか?と思ったわけです。
自分がそう思い込んでいるのは、常に誤っている可能性があり、逆にそうではないと思っていることこそ、真実が隠されているのではないか?
特に多くの人が正しいと思い込んでいるようなものは、気づきにくいですよね。
例えば世界から戦争が無くなった方が良いというのは、大多数の人が当たり前のようにそれが正しいと認識していると思います。そのようなものは「本当にそうなのか?」と疑うことが非常に難しいです。
ただ一度立ち止まってよく考えてみると、一見不確からしい要素が含まれていて、その部分にこそ真実が隠されていることがあるのかなと思ってます。
「戦争が絶対に悪である」という固定観念を捨ててみると、歴史の中で戦争がもたらした恩恵も大きく存在するわけです。コンピューター等の主要技術は、元々は軍事研究から生まれてますし、火力発電で使用されるガスタービンも軍用技術の転用です。太陽電池も初めは軍事用の宇宙開発から生まれています。原子力発電は、原爆の平和利用からです。
もちろん僕は戦争を肯定する訳ではありません。
ただ「◯◯が絶対に善である、悪である」という固定概念があることは、新たな視点や発見を得づらくなってしまうと思うのです。
ホレイショー、天と地の間にはお前の哲学では思いも寄らない出来事がまだまだあるぞ。
ハムレット 第1幕第5場より(シェイクスピア)
見えるもの、聞こえるものが全てではないのであれば、自分が理解していること(思い込んでいること)も同時に全てではないことは、言うまでもありません。
一見不確からしいものに出会ったとき、恐怖のような感覚を覚えることもあると思いますが、少し勇気を持って自分の固定概念に触れてみると良いかもしれません。
もしかしたらこれは思い込みかもしれない、という気付きがあるだけで、新たな視野が広がり、素晴らしい経験に繋がるチャンスです。
今回の最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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