東京へ移動して"怒涛の成長"を遂げました(前編)
2025.1.16
こんにちは、NAKAGAWAです!
ソフトウェアの受託開発を主な事業ドメインとする弊社オークンでは、お客様やエンドユーザーのニーズを深く理解し、本質的な課題を解決する力が求められます。
私達はShared Value(大切にしている価値観)の一つとして、Find the Root ~ 本質を捉えよう ~を定めており、付加価値の高い提案を行うための鍵となっています。
今年の全社研修では、この価値観を会社全体でより深く体現していくことを目的の一つとして、デザイン思考型アイデアソン研修を実施しました。
今回は、この研修を実施した内容とその成果をご紹介します。
今回の研修テーマは弊社のミッション「楽しく働く」を社会のスタンダードにを実現するためのプロダクトを考えること。
このテーマは、以下の目的を達成するために設定しました。
1.価値観への共感と浸透
- 社員がミッションを自分ごと化できるようにすること
- オークンのShared Valueの理解と浸透
2.メンバー同士のコミュニケーション促進と相互理解の向上
- チーム内外の関係を深め、協力してより良い成果を出すための基盤を築くこと。
今回、デザイン思考型アイデアソン研修は社員研修2日目に行いました。
社員研修1日目には、各自が自分にとっての「楽しく働く」を定義し、アクションを考えることで、「楽しく働く」ことについて自己認識を深めるワークを実施していたため、研修2日目のデザイン思考型アイデアソン研修は、組織目線で未来について一緒に考える研修として位置付け、次のようなプログラムで進行しました。
プログラム | 説明 |
---|---|
デザイン思考の講義 | ユーザー視点で課題を深掘りするアプローチを学ぶ。 |
ペルソナ作成・ソリューション設計 | 具体的なユーザー像と解決策をチームで議論。 |
リーンキャンバス作成 | 実現可能なビジネスモデルを構築。 |
発表・審査 | 4チームが成果物を発表し、審査員との質疑を実施。 |
結果発表・表彰 | 最優秀チームとShared Valueを最も体現していた個人の表彰。 |
最優秀チームの基準は、以下のポイントで評価されました。
1.ミッション(「楽しく働く」を社会のスタンダードに)にマッチしているか
2.実現可能性
- アイディアを煮詰めることにより事業として成り立つ
- プロダクトとして実現イメージが出来る
3.Shared Value「Exceeding Excellence」をチームで体現している(加点対象)
- 細部にまでこだわった、完成度の高い成果物を作成できている。
- タイムスケジュール内で期待されている以上の成果を出すことができている。
- やるべきこと(タスク)を優先順位付けし、時間内に効果的に完了させた。
- 迅速な行動と高いクオリティで、他のチームからも称賛されるような結果を出せている。
審査基準に基づき最優秀チームが表彰され、ワーク中にShared Valueを最も体現していたメンバーの表彰も行われました。
今年も表彰者には、山下さんから豪華なディナーが贈られます。(羨ましい...)
バリューカードは、表彰者だけではなくバリューを体現していたメンバーに贈られたのですが、もらったメンバーが喜んでいる姿や社員証のパスケースに大事に保管している姿を見ていると、こうした文化は今後も大切にして続けていきたいと思いました。
こうして言葉にして渡す機会は大事ですね。
メンバーに贈られたバリューカードは弊社のデザイナーであるYUIさんが「時間も数日しかないのでシンプルなデザインで」という要望・期待を大幅に超えてデザインしてくれました。
僕自身そのプロフェッショナルさに感動しましたが、とても魅力的で、集めたくなるデザインになっています。
最後に、今回研修は株式会社ギブリーの宇野さんと株式会社keenestの内田さんに、時間がない中毎日夜遅くまでお付き合いいただき、作り上げることができました。
ご協力に改めて心から感謝いたします。
今回の研修ではメンバー同士のコミュニケーション促進と相互理解の向上を目的の一つとしていましたが、他の社員の人間性や主体性の高さ、イキイキとしている姿から刺激を受けて「オークンの皆さんと一緒に働ける」ということに喜びを感じ、モチベーションが向上する社員がいるほどに、エンゲージメントの高い社員が多いということを再認識しました。
数値で見ても、先日WEALL Culture Survey(組織カルチャー診断)を使用して実施した、弊社のエンゲージメントスコアは90%以上(従業員ロイヤリティ4.7/5.0、従業員満足度4.5/5.0)となっており、Gallup社による日本で「仕事に対してエンゲージメントを持っている従業員」の平均値(6%)を大きく上回っています。
日本では、仕事に対してエンゲージメントを持っている従業員はわずか6%です。これは香港 (中華人民共和国特別行政区)(6%)、エジプト(6%)とともに世界で最も低い水準であり、 東アジア平均(18%)や世界平均(23%)を大きく下回っています。
従業員エンゲージメントは、従業員の仕事や職場に対する積極性や熱意を反映します。ギャラップは、チームのエンゲージメントが高いほど組織内でポジティブな結果をもたらすこと を解明し、低いエンゲージメントは世界経済に8.9兆ドル(世界GDPの9%)の損失をもたらしていると推定しています。
引用元:GALLUP®︎ 日本の職場の現状 2024版レポート
今後も私たちは、こうした強みを活かしながら、私たち自身が楽しみながら働くことで個人の成長を最大化して、社会全体への価値提供を最大化していける組織であり続けます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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