
天神祭ごみゼロ大作戦に参加して学んだ、人の温かさは当たり前じゃないということ
2025.7.31
こんにちは、t-tomoです。
大阪に住む方には馴染みがあるかもしれませんが、7月24日・25日に日本三大祭りの一つ「天神祭」が開催されました。
今回はその中で行われたごみゼロ大作戦というボランティア活動に、t-tomo・NAKASHIMA・鈴木の3名で参加しました。
ボランティアに参加した理由は、他の参加者と交流したかったからです。
仕事や指示によるものではなく、自発的に参加する人たちの動機や考え方に僕は興味がありました。
しかし実際には現場が非常に忙しく、周囲の方とゆっくり話す時間はほとんどありませんでした。
僕たちの役割は、ごみ分別の呼びかけです。
分別用のコンテナボックスを5種類ほど用意し、「分別のご協力をお願いします!」と大きな声で案内しました。
屋外で長時間立ちっぱなし、声を出し続けるというのは、普段デスクワークをしている僕にとっては非常に過酷な体験でした。
会場周辺の5駅分ほどに屋台が立ち並び、通りはどこもかしこも大混雑。
「これだけ広いエリアなら大丈夫だろう」と思っても、身動きが取りにくいほどの人出でした。
猛暑の中でもお祭りを楽しむ人々のパワーに圧倒され、「大阪って本当に元気だな」と実感しました。
髪型のセットに1時間以上かけていそうな人もいて、祭りへの熱量に感心しました。
スタッフの旗やTシャツには「ごみゼロ」と書かれていましたが、正直これは無謀だと感じました。
僕の目には、天神祭はごみ量産祭にも見えました。
当日は数千人規模の人々に接することになりました。
ペットボトルのキャップ分別について丁寧に確認してくれる人、近くのゴミを拾って持ってきてくれる人、一度捨てたゴミを自ら取り出して分別し直してくれる人もいました。
一方で、日本語が通じずジェスチャーでやり取りをする必要がある人、缶チューハイをほとんど残したまま平然とゴミ箱に捨てる人、スタッフの目を盗んで分別せずに捨てる人もいました。
無言で捨てていく方が多い中、100人に1人くらいの割合で「活動お疲れ様です!」「ありがとうございます!」と声をかけてくれる方がいて、思わず涙が出そうになりました。
対して、目を見て呼びかけても無視され、分別せずに立ち去る人も同じくらいの割合でいました。正直、心の中で悔しさを覚えました。
普段の仕事では、同僚やお客様が自分の意見をしっかりと受け止めてくれます。
そのありがたさを改めて実感しました。
身分や年齢、肩書きに関係なく、さまざまな人と接する経験は本当に勉強になります。
今回の経験を通して、今ある仕事や人間関係、立場に甘んじず、日々感謝して生きていきたいと改めて思いました。
今後は年1回はボランティアに参加し、初心に立ち返る機会を持とうと考えています。
これからもよろしくお願いします。
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