東京へ移動して"怒涛の成長"を遂げました(前編)
2025.1.16
こんにちは!Kawabuchiです。
現在、僕はマーケティングを通じてクライアントの事業成長を支援をしています。
元々銀行員だった僕はオークンへの転職を機にエンジニアとしてのキャリアを歩み始めたのですが、その後マーケターとしてのキャリアに転じ、オークンでマーケティング事業を立ち上げ現在に至ります。
まだまだオークンはシステム開発会社というイメージを持たれることが多いのですが、今回はマーケティング事業立ち上げの経緯をお話することで、オークンのマーケティング事業について、そして「楽しく働くこと」について知っていただけると嬉しいです。
そもそも、マーケティングって何でしょうか?
(マーケティングとは)顧客や社会と共に価値を創造し、その価値を広く浸透させることによって、ステークホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセスである。
日本マーケティング協会
Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating, delivering, and
exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large.マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。
(慶應義塾大学 高橋 郁夫氏による翻訳)アメリカマーケティング協会
このように、協会によっても定義が異なるように「マーケティング」の定義は曖昧で、「広義のマーケティング」や「狭義のマーケティング」というような表現をされることもあり、中々イメージを持ちづらい方も多いのではないでしょうか。
僕はマーケティングの学びや実践を通じて、「マーケティングは、WhoとWhatを(再)定義しHowを(再)構築すること」だと考えています。つまり、「誰に、何を届けるのかを決めて、どうやって届けるかという仕組みを作ること」です。
ここではどの定義が正しいか?という話ではなく、せっかくの機会なので一度皆さんにも考えてみていただき、そのイメージを持って読み進めていただけると面白いかなと思います!
さて、ここからは本題である「マーケティング事業を立ち上げた経緯」についてお話します。
オークンでは様々なクライアントの事業をシステム開発やWeb制作を通じて支援を行なっており、それらを「プロジェクト」という単位で管理、運営しています。
そして、マーケティング事業も一つのWeb制作プロジェクトがきっかけとなり立ち上げることになりました。
そのプロジェクトは「自給自足の術を伝える学校を作る=自給自足カレッジプロジェクト」というもので、当初はWebサイト制作に加え簡易な管理システムを開発することを目的としたプロジェクトでした。
そして、Webサイトや管理システムについては、エンジニアやデザイナーと協力し合いクライアントにも満足いただけるものができました。
しかし、せっかくWebサイトと管理システムができたものの、クライアントにはそのWebサイトで「集客する」という課題が残っていました。
それまで幾つものWebサイト制作を請け負ってきましたが、制作中はクライアントのニーズや課題に全力で向き合い、期待を超えるべく取り組んできた自負はありましたが、納品後は実際にそのWebサイトがどう活用されているのか等について関与する機会が少なくもどかしさを感じていました。
そんな中、自給自足カレッジプロジェクトにおいて、「集客」を課題として抱えるクライアントを目の当たりにし、何かお手伝いできないかと考えたことがマーケティング事業を立ち上げるきっかけになりました。
また、エンジニアとして開発を担当していた時も、クライアントと事業やビジネスについてディスカッションする機会が多く、無自覚的にもマーケティングに近い思考で仕事に取り組んでいたことなど、僕自身がマーケティングに興味があったことも動機になりました。
そして、代表の山下さんに「マーケティングに挑戦したい。クライアントに対してさらに価値を提供できると思う。」と提案し、「いいね!やってみよう!」とマーケティング事業の立ち上げが始まりました。
ちなみに…
オークンには、社員の主体性を尊重し全社的にサポートする文化があるのですが、まさにその一例だと思います。
少し話が逸れますが、オークンは「楽しく働くを社会のスタンダードに」というミッションを掲げています。
この「楽しく働く」ということについて、僕は「楽しく働く=自分がやりたいこと、やっていて楽しいことで、誰かの役に立つこと」と解釈しています。
そして、話をマーケティングに戻すと、僕はマーケティングをしていてとても楽しいです。そして、クライアントの役に立てていると実感できる瞬間があります。
勿論、まだまだスキルアップできるし、満足はしていませんが「楽しく働く」ことができていると感じています。
僕は「構造化すること」や「攻略すること」が好きです。構造化は情報とプロセスを整理すること、攻略は勝ち筋を見つけることや勝ち方を見極めるというイメージです。
例えば、複数の課題を抱え複雑化してしまっているクライアントに対して「散在している課題の要因や関連性、解決に必要なリソースなどを可視化し、それぞれが目的に対してどの位置付けにあるのか。目的達成のためのプロセスはどういうものが想定できるか。」という感じで整理することで、クライアントの役に立つことできます。
また、Webサイトにおいて、ターゲット(ユーザー)にこちらの狙い通りの行動を実行させる(例えば、申し込みなど)ためには、どんな情報を、どう伝えると効果的かなどを試行錯誤し、勝ち筋を見極めていきます。
勿論、全てうまくいく訳ではありません。中々成果が上がらなかったり、一生懸命考えて実施した施策が外れたりと失敗も多いですが、その過程に「自分がやりたいこと、やっていて楽しいこと」があるので、楽しみながら仕事ができているんだと思います。
ここまで、オークンにマーケティング事業を立ち上げた経緯とその中で僕が感じている楽しさについてお話してきました。
ここでのお話は僕の一例でしかなくて、みんなそれぞれに「楽しさ」があり、それを発揮できる領域があると思います。大切なことは、それぞれが自身の「楽しさ」を把握し、それを発揮していける領域に挑戦することだと考えています。
しかし、「楽しさ」を認識することが難しいと感じている方も多いのではないかと感じています。
実際クライアントにも、すごく真面目に取り組んではいるものの根本は「会社から言われたからやっている」というような状態で仕事に取り組んでおり、自身の「楽しさ」に無自覚だったという方もしらっしゃいました。
それでも楽しさを自覚されてからは、それまで遠ざけていた仕事についても前向きに取り組めるようになり、「言われたからやる」→「やりたいことをやる」と取り組み方が変化しました。
肝心のアプローチ(どうやって自覚できたのか)については割愛しますが(ご興味のある方はご連絡ください!)、お伝えしたいことは、繰り返しになりますがそれぞれに「楽しさ」があるということです。
僕も現状に満足せず、楽しさが発揮できる領域でさらに挑戦を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
【自給自足カレッジ】
https://self-sufficient-life.jp/
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