先日、大学生協主催の大阪大学生向け就活セミナーにて、大阪大学出身のエンジニア3名で話をさせていただきました。

大阪大学 基礎工学部卒

大阪大学 経済学部卒

大阪大学 基礎工学部卒
新型コロナウイルスが猛威を奮う中にも関わらず、オフラインで学生の方とお話ができたことはとても貴重な経験になりました。
私(しゅんたろ)個人の見解として、当日の内容をシェアさせていただきます。
目次
「業界研究セミナー」の概要
1ターム30分の合計4タームが組まれており、学生の方は興味のあるブースに着席し、企業の担当者から話を聞くというものです。
当初は座談会形式を予定しておりましたが、感染症対策として一定の距離が必要となった為、一方向の説明の中で質問を随時受け付けるという形式で説明会を行いました。

僕が就活生へ伝えたかったこと
会社概要や普段の仕事の内容について学生の方にお伝えしましたが、僕個人として一番伝えたかったのは「阪大生の特徴」という部分です。


ややドラスティックな内容もありますが、全て本心です。
阪大に誇りを持ち、プライドが高い
大学受験を勝ち抜いた自負がありますが、高校生時点での学力が高かっただけで、仕事ができるかどうかは別の話になります。(他の大学であろうと、優秀な方は山ほどいます)大学に入ってから、また、社会に出てからも慢心せずに常に学び続ける必要があります。
大手企業への意識が果てしなく強い
「大手なら安心」「とりあえず大手」「大手→ベンチャーは行きやすい」などの声が多い気がします。たとえ入社できても自分がやりたい事を裁量を持って取り組めるかどうかは分かりません。(むしろ大きな会社ほど決まったことしか出来ないケースが多いです)これからの時代は、企業の名前ではなく、自分の名前で勝負できる人になっていって欲しいです。
自分の専攻を気にし過ぎる
どの大学でも同じかもしれませんが、大学で学んだことが役立てられるような仕事に必ずしも就く必要はありません。高校生の時に決めたことなので、いつ変わっても問題ないと思います。今本当にやりたいことは何なのか、それを周りの目や固定観念に惑わされず、しっかり考えることが大切です。
僕が学生時代にインターンの面接や就職活動を行っている時は、恥ずかしながら大学の名前で何でも上手くいくと思っていましたが、現実はそうではなかったです。
本当に大事なのは大学生活でどれだけの熱量を持って、どういったことを経験したかだと思います。
学校はどこであろうと全く関係がなく、あなた次第でどうにでもなるということを伝えたかったです。
そこを理解した上で、進路を考えてもらえれば良いなと思っていました。
実際に話してみた感想
僕たちの話に頷いてくれる学生も多く、少しは伝わったかなという印象です。
現に情報系の学部学科ではない学生でも話を聞きに来てくれていたので、そういった方達の後押しにもなれば嬉しく思います。
質問としては、
初心者・未経験でも大丈夫でしょうか。
プログラミングが自分に合うか不安です。
といった質問が多かったように思います。
ただ、これはまずやってみると良いと思います。
プログラミングは「まずやってみる」事ができます。
現にお話をさせていただいた学生の中にも、学科は情報系ではないのにプログラミングを勉強している学生の方もいらっしゃりました。
特に大学生(社会人であったとしても)はそういった色んな経験にチャレンジする期間だと思うので、どんどん経験して、本当に楽しいと思えるか判断してほしいと思います。
余談ですが、僕も大学生時代を振り返ると色々やっていました。
- 家庭教師
- 居酒屋のアルバイト
- 飛び込み営業
- プログラミングスクールのメンター
- IT企業インターン
- WEB・アプリ制作
やりたいことは見つからず、成績も悪く、何も自信を持てなかったので、ひたすら焦っていたことを覚えています。
色んなことをやってみたからこそ、今の仕事の楽しさに気付けているので、新しい事へチャレンジすることは必須です。
反省
学生の方と色々なお話しすることはできましたが、セミナー後のLINEの連絡は少なかった(毎ターム終了時に公式LINEの登録を依頼した)ので、残念です。
話を聞いてくれた方の何かに役立てていれば幸いです。
また、以下のようなスキルが自分自身に不足していると実感しました。
- 受け取り易い言葉の選び方
- 相手にイメージさせる話し方
- 相手や状況に合わせたトーク内容の切り替え
これらはどんどん経験して伸ばしていきたいです。
今後の目標
今回のセミナーを通じて、この考えがより一層強くなりました。
自分の知識や経験を用いて、より多くの人たちに良い影響を与えられるようになりたい。
知っているだけで全く違う世界が見えることは本当によくあります。
貴重な機会や最適な手段があるはずなのに、知らないというだけで、遠回りをしてしまうことが非常に多いです。
もちろん遠回りする時間も無駄にはなりませんが、知らないだけで損をすることは避けたいです。
今回お話しできた学生の方には、本当にやりたいことを見つけてほしいですし、その手助けができるような人間になりたいと強く感じました。
貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。

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