障害者手帳持ちの聴覚障害者がプログラミング未経験でアプリ開発する

 

オークンでインターンシップをしている名古屋外国語大学卒の井上と申します。

お初の投稿です。

今回は、自己紹介とオークンに入ったきっかけ、そして今オークンでやっていることの3つを書いていきます!

 

自己紹介

三重県四日市出身です。

高校まで三重県で、卒業後は名古屋の大学に行き、語学とビジネスを勉強していました。

趣味は言語学習(日本語、英語、フランス語、中国語、ポルトガル語)、ピアノ、旅行、サッカーです。

メンバー紹介のプロフィールに外国語習得のために次々と外国人の彼女を作りまくっていると書かれていますが、もちろん嘘です。彼女には一途です。

プロフィールの変更の仕方がわかりません。

 

プロフィールに書かれているように、私は生まれつき聴覚障害を持っています。

感音性難聴で、補聴器がないと90dbほどの音が聞こえません。

90dbというと電車がホームに入ってきても音よりも風で察知するレベルです。

日本語ですら会話がままならないときもあるので、聞こえないことで困ったことは数え切れません。

ですが、コミュニケーションを通して人と関わることが好きなので、言葉に興味を持ち、語学を大学で専攻し、留学も3回ほど経験させてもらいました。

2018年9月に大学を卒業し、それからオークンでお世話になっています。

 

 

オークンに入ったきっかけ

大学の専攻は全く関係なく、プログラミングのプの文字も知らない私がIT企業のオークンに入ったきっかけですが、

もともとITを使って自身の聴覚障害による問題を解決したいと思っていたので、エンジニアに絞って就活し、NTT関連の会社に内定を得ることができました。

 

その後、私は聴覚障害の人のために何かできないだろうかということで、「聴覚障害 ビジネス 起業」みたいなキーワードでググっていたら、

尾中さんという、大阪で聴覚障害を持つ児童のための教育支援事業を行っている方がいらっしゃることを知り、その方のブログを拝読して非常に感銘を受け「会いたいです!」と送りました。

 

そして尾中さんの話を聞いたり、自分が聴覚障害で問題をITで解決したいと思っていることや今まで打ち込んできたことなどいろいろお話をさせていただいたら、

オークンの山下社長を紹介していただき、ご縁があって9月からお世話になっています。

 

こちらその尾中さんの会社と、尾中さんのブログです。
熱い想いを綴っているので、ぜひ御覧ください!

株式会社Silent Voice(サイレントボイス)

おなぽえむ

 

 

今オークンでやっていること

前述のように私は聴覚障害が有り、聞こえないことで困ったことは毎日のようにあります。

こうだったらいいのにな、とか、こんなものがあればいいのに、とか思います。

 

幸運なことにオークンに縁があり、自分で作りたいものを作る機会を与えていただけた私は、障害者にとって何かためになるものを作りたいと思い、

「障害者手帳が使える施設をまとめた検索アプリ」を思いつきました。

現在鋭意開発中で、2019年3月にリリース予定です。

 

 

全員ではありませんが、障害を持つ人々は障害者手帳を持っており、

様々な施設を利用するときに何かしらの配慮がなされている場合が多いです。

ですが、その施設にどのような配慮があるのかというのは、その各施設のHPを調べて確認します。

記載されている情報がわかりにいこともあり、電話で確かめないといけないことも少なくないので、不便な思いを強いられていることも少なくありません。

 

もちろん、そういった情報をまとめたサイトやアプリはあることはあるのですが、

使い勝手が良くなかったり、障害者手帳が使える施設を検索する機能に特化したものではないので、

社長からも「面白そうだから作ってみよう」という許可を頂き、自分で作ろうという風に思い至りました。

 

さて、アプリ開発に取り掛かったところ、アプリを作ったこともなければエンジニアっぽいことを全くやったこともない初心者の自分ですから、

周りにご教示いただきながらなんとか進めていきました。

 

まず、家を建てるのに設計図が要るのと同じように、設計から始めるので、

  • データを格納しておくためのDB(データベース)設計、
  • アプリのプロトタイプ(試作品をかっこつけていう言葉)、
  • デザイン、
  • それぞれのページには何の機能がいるのか、

などなどを考えて設計図を仕立て上げます。

 

そして、その設計図をもとにコードを書いていきます。

ココが鬼門で、現在大変悪戦苦闘しております笑

 

というのも、作りたいものは決まってきたものの、その形を作り上げるのに方法は一つとは限らないので、

どの方法がいいのかプログラミング経験がまったくない私は周りの知恵を拝借し、試行錯誤しています。

 

また、このアプリ開発はIonicというフレームワークを使っているのですが、その技術がまだ新しいものなので情報が少なく、

参考にできそうなものがなかなか見つからないので、それも試行錯誤している理由です。

 

もちろん、働いている以上会社にも貢献しないといけないので、アプリ開発の傍ら、

エクセルのVBAで非常に複雑なロジックのプログラミングをするなど、会社の案件にも携わらせていただきました。

 

全くの未経験の私でしたが、フルタイムで朝から夜までプログラミングにどっぷりと浸かることで、プログラミングを多少なりとも身につけることができ、

また、会社の人もみなさんいい人で仕事バリバリできる人ばかりなので、たくさん教えてもらいながら日々勉強しております。

 

なにより、自分のやりたいことに100%自分の時間をコミットしているのが楽しくてたまらないです。

全くの未経験からでもプログラミングの基礎を学ぶことができるサイトもたくさんあるし、

コードを書かなくてもプロトタイプが簡単に作れてしまうサイトもあるし、

iPhoneとAndroid、デスクトップとそれぞれ別のコードを書かなくても、一つのコードで全てに対応できてしまう技術(クロスプラットフォーム)もあるし、

現代の技術の進歩はすごいなと思いました。

苦戦してはいますが、難しいからこそ達成したときの喜びは大きいものだと思います。

No Pain, No Gainです。

 

 

今の目標はもちろんアプリの完成&リリースと、売上に貢献して社員旅行についていくことです!!

 

 

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    ABOUTこの記事をかいた人

    AKI

    三重県出身のエンジニア。 聴覚障害のため聞こえないくせに、英語・フランス語・中国語・ポルトガル語を話せる。 新しく言語を習得するために次々と外国人の彼女を作る事と、ピアノが趣味。