神は細部に宿る

技術関連
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2017.8.10

こんにちは!

「神は細部に宿る」

今回のテーマになります。

なぜこんなテーマにしたのかというと、
今日、僕が担当している初めての新規案件の締切日が来るからです。

「神は細部に宿る」という言葉はとある建築家の言葉のようですが、(諸説あるようで、実際どうなのかは知りません)
今回の案件を通して、この言葉を実感しました。

わかりやすくいうと、

最終的な全作業量=10,000kp
(1kp=こうきがプログラムを約1行進めるということ)

と置くと、だいたい20日で終わるとして、
今から振り返ると、1日500kpくらいは進んでいるはずです。進んでます。

実際、5日ほど前の僕は、社長に夜ご飯に連れて行ってもらった時に、
「もう終わったも同然です!!」 と言っていました。

あの時は、もう終わったも同然と思っていました。
7,500kpくらい終わって、残りは2~300kpくらいだと思っていたということです。

3日前の僕は、社長に夜ご飯に連れて行ってもらった時に、
「もう終わりかけです!」
と言っていました。

8,500kpくらい終わって、残りは5~600kpくらいだと思っていました。
なんか残りが増えてますね。

昨日、もともと休みだったのですが、とうとう勝手に行きました、夜だけ。

社長が夜ご飯に誘ってくださるのですが、まだまだ残りがあるので、皆さんに待ってもらいました。

今日、完成しました。

完成に近づけば近づくほど、遠のいていくという意味不明な感覚を味わうことができました。

"God is in the details"という言葉を5日前の僕よりも理解できたと思います。

一応の解決策としては、
能力が上昇する毎に、大枠を作成するスピードが上がるので、余裕を持って仕事ができるようになると思うのですが、
能力が上昇する毎に、対応する細部も増えるので、結局いつまでも完成しないような気がします。

時間的制約と完成度を両立させる、あるいは、短時間で能力を発揮できるように鍛える
ということは、仕事において常に必要とされるのでしょうが、そもそも完成とはどういう状況を指すのでしょうか。

「星の王子様」の作者サン=テグジュペリは完璧を以下のように定義しています。

完璧がついに達成されるのは、
何も加えるものが
なくなった時ではなく、

何も削るものが
なくなった時である。

前回のブログで、プログラミングは完成図から逆算する必要があると言いましたが、
完璧ということは、完成図から過不足なく逆算するということだと思います。

現状の僕の考え方は足し算ですが、引き算も使えるようになりたいです。

そのための方法としては、現段階では綺麗な形を教えてもらいながら経験を積むことが効果的だと思っていますが、何かいい方法が見つかればまた書きます。



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